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2013.07/30(Tue)

第3章

2週間預かってもらってるショートステイの担当の方から金曜日電話がかかってきました。

「ご相談があるのですが」

どんなことだろう、おばあちゃんが夜寝ないで暴れることは知ってたので追い出されるのかな・・・とドキドキしながら話を聞くと、おばあちゃんに持たせた薬でマイスリーという睡眠誘導剤を一錠飲ませていたそうだけど、夕方五時半ごろから11時ころまで帰りたい帰りたいとほかの人の部屋のドアを開け、ほかの人の荷物をあさり、投げたりしたそうです。

止めると係りの人に暴力をふるったりしたそうです。

ほかに入居してる人に迷惑がかかるので、眠れる薬を増やすとか違う薬にしてもらえないでしょうか、とのことでした。

普段はほんとおだやかで優しくて、おとなしい、物静かなおばあちゃんです。

認知症になっても日中は穏やかに過ごしているんですが、

やはり、おじいちゃんが毎日夕方に仕事から帰ってくるという意識の中にいるので夕方になると徘徊し始めるのが、家でもそうでしたが、ショートステイでは外に出れないので暴れるみたいです。

まあ女性なので暴れるといっても介護士の人が対応できる範囲だけど、ほかの人に迷惑がかかると出て行ってもらわないといけないかも、、と言われました。

私は土曜日におばあちゃんのかかりつけの内科に行き、その相談をしたら飲んでる薬を一錠から2錠に増やしても大丈夫とのことなのでそれをすぐショートステイの人に電話をして伝えました。

薬は寝る直前に2錠飲むようにしたら、まあ夕方には帰りたがるけど夜は寝てくれるようになったとのこと。

とりあえず一安心。

ほんと帰ってこられたら大変、私だけではおばあちゃん見きれません。

次男は土曜日におばあちゃん担当のケアマネージャーさんに相談しに行ったそうです。

そのデイサービスに行ってる施設に入れてくれないか、と頼み込んだそうですが、それは無理。何百人待ってる公共の施設には簡単には入れません。

かと行って有料老人ホームは多大なお金がかかる。

そんなすぐには決められません。

グループホームはちなみに入居金が30万で月々が15万くらいです。それにプラス介護料がかかります。

ケアマネージャーさんはおばあちゃんがおじいちゃんと一緒にいたいという意識があるのでおじいちゃんと二人ではいれる施設もありますよ、とか助言してくれたそうです。

私に「グループホームがいいんじゃないですか」と言った同じケアマネさんです。

旦那の弟はいろいろ動いてそんなことをしてくれました。

弟はグループホームはおばあちゃんが寝たきりとかになると追い出されるということを聞いていたので違うところがいいんじゃないかと考えていたみたいです。

まあとりあえず約束していたグループホームB園に兄弟とその嫁4人で話を聞きに行きました。

グループホームとはこうゆうところですよ。まず帰りたい帰りたいというおばあちゃんでもなんとか対応してくれるとのこと。認知症の人は皆そうですよ。おばあちゃんだけではありません。

それが仕事ですから。

今いるショートステイは認知症の人だけじゃないから、ほかの人に迷惑がかかってるみたいだけど、
ここは認知症だけが集まってる施設だからみなそんな感じなのでほかの人に迷惑とかも考えなくてもいですよ。。

あとグループホームでは看取りもできるようになりましたので最後まで面倒を見ますよ。とのことでした。

話を聞いても弟はなぜか納得できなくて、なにもしてない旦那に対してすごい怒ってて帰ってきて自宅でものすごいケンカをしました。

私に対してもやたら気に入らなかったみたいですごい剣幕でまくしたててケンカしました。

おじいちゃんが元気になって帰ってきてからゆっくり考えればいいことで急いで決めることではない。

おじいちゃんと二人で入る施設も考えればいいじゃないか。そこにこだわって急いで決めることではない。

一回家に帰らせておじいちゃんと過ごしてから決めようと言いました。

私がショートステイが終わる日にそのままグループホームに入れるよう急がなくちゃとがんばってきたことに反対されました。

次男がいうにはおじいちゃんはおばあちゃんと離れたくないと涙を流してそういったというのです。

おじいちゃんは私には

「自分が大事、死にたくないし、しままちゃんが決めてくれるから任せる、おばあちゃんがいないと思って8月の日帰り旅行も頼んでしまった。おばあちゃんがいなくなったら思い切りダンスを楽しみたい」

とそういっていたのです。

まずはおじいちゃんの考えを優先にしようととりあえずおじいちゃんに話を聞きに行きました。

グループホームに話を聞きにいったこと。おじいちゃんはどう思ってるか、おばあちゃんと二人で施設に入ることはどう思ってるか?

そうしたらおじいちゃん一言

「そんなのいやに決まってるじゃないか。そんなところに行ったら自分の苦労は変わらない」

そうだよねえ。おじいちゃんは

「自宅を離れたくない。まずダンスに行けないじゃないか」

なんか次男の言ってたことと全然違います。

ただおばあちゃんを入れるのはやはりかわいそうだし寂しい。

だけど、もうそんなことは言ってられない、毎日が大変だったから。

おじいちゃんの大変さは一緒に住んでる人にしかわからないと思います。

土日にしか帰ってこない旦那もわからない。

おじいちゃんと私にしかわからない。

毎日の言い争い、夜に寝ない、朝起きない、暴れる。忘れる。今食べたご飯のことも忘れる。しまいには家族のことも忘れてしまいます。

おじいちゃんが退院してもおばあちゃんがいれば入院前と変わりません。

次男が毎日泊まりにきておじいちゃんの負担を減らすとか言ってましたが、そんなことしても変わらないと思います。

次男はなにもしない旦那に怒ってて、毎日帰ってきて面倒見てみろよ!とわけのわからないことを言ってました。

おじいちゃんはなんだかんだいって自分が大事だと、ショートステイのあと入居するのが一番いいとの話になりました。

次男もようやく納得しました。

じゃあ私もできる限りのことはしないと!

連休明けの火曜日に私がたまたま急に仕事が休みになったのでかかりつけの内科に健康診断の予約をしていたのですが、その前にグループホームの人がおばあちゃんと面談することになりました。

預けているショートステイで待ち合わせ、私もそこに行き面談を見てました。

「お名前は?」「住所は?」には答えられましたが、「お年は?」の質問に考え込んでしまって答えられません。

「30いくつだったかしら・・・」・・・・私より若いのか??!!

「家族は?」の質問に

「私は長女で弟が一人、その下に双子の妹がいます。」

認知症になると昔に帰るそうですが。。おじいちゃんや息子たちの話はでません。

そんな話をしながら「おばあちゃん、おばあちゃんに子供はいなかったの?」と聞いてみました。

そうしたらだまってしまいまして・・・・考え込んでしまいました。

私が名前を言ったら思い出しました。

子供の名前も忘れてしまったのです。

思い出せば思い出して私の娘や息子の名前も出るんですが。

面接が終わってとりあえず面接はOKですとのこと。

そのあとかかりつけの内科に連れていきました。

採血レントゲンをしたり、木曜日にグループホームに月2回来ているお医者さんにおばあちゃんを診せることになったので紹介状も必要でその内科から情報提供書ももらわなければいけないのですが。

おばあちゃん糖尿もあるし、薬をたくさん飲んでるので、紹介状も時間がかかるとのこと。

水曜日夕方にとりにいくことになり、仕事帰り内科へ行き、紹介状を受け取り、それを持って次の日木曜日におばあちゃんをショートステイから連れ出し、グループホームにきてくれる担当医に診せました。

なにかあるといけないのでそれも必要とのことでした。

そして契約の話をし、入居に必要なカーテンなんですけど防炎のものが必要とのことなので買いに行きました。

あときれいな下着やパジャマなど。

そして金曜日に診断の結果が出て感染症などの心配がなかったので無事入居ができることになりました。

おじいちゃんの退院が土曜日なのでおばあちゃんの入居は日曜日に決まりました。

それをショートステイに電話して知らせ(予定より1日早い退去になるので)

お世話になったデイサービスに行かなくなるし、担当のケアマネージャーさんにも電話して知らせました。

お世話になりました。

そして土曜日には診断書をもらいにかかりつけの内科に行きました。急いで無理をさせてしまったので菓子よりを買っていきました。診断書を受け取り、そのあと必要なものの買い出し、おじいちゃんの退院のお迎え、そしておばあちゃんの荷物の引っ越し。

大きいものはタンスくらいですが、運びました。

おばあちゃんの洋服の整理はおじいちゃんの退院前に毎日夜なべしてタンスをかたずけながらもっていくもの、捨てるものの整理をしました。

家事をしなくなって数年経つお布団カバーを全部替え、持っていく布団もおじいちゃんの布団もすべてきれいにしました。

お年よりなので捨てることが苦手みたいで、私が判断して捨てるものは捨てました。

おばあちゃんの寝ているベッドとお布団の間から失敗した汚い下着が何十枚も出てきました。

鼻をつまんで全部捨てました。

日曜日おじいちゃんも一緒におじいちゃんは入院中で病院から抜け出したという設定でおばあちゃんをショートステイに迎えに行き、そのままグループホームへ連れていきました。


おばあちゃんは帰りたい帰りたいと駄々をこねましたが、おじいちゃんはこれからまた病院に入院しなくてはいけないからおばあちゃんはここでしばらく待っててね。

と納得させ無事入居することができました。

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